大会長挨拶

このたび、第23回公益社団法人日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会を2019年11月30日(土)、12月1日(日)の2日間、茨城県 つくば国際会議場にて開催することになりました。 インプラントは、最近30年間に急速に進歩し、その信頼性・安全性も確立されつつあり、すでに、広範囲顎骨支持型装置として健康保険にも導入され、国民医療として歯科医学に欠かせない領域として認知されつつあります。しかし、時にトラブル等の事例が大きな社会的問題となり、その安全性に負のイメージを振りまかれることもあり、インプラント治療の信頼性・安全性のさらなる向上は、歯科医学に課された大きな課題であり、積極的な研究の推進が求められております。 今回の学会は、インプラント治療にまつわるさまざまなリスクが叫ばれている昨今、さらに安全なインプラント治療の確立を目指すことを主題に、大会テーマは「リスクからの解放:2019年インプラントの旅」とさせていただきました。また、Pan Pacific Implant Society(PPIS)は参加国の持ち回りで開催されており、本学会は18th Annual meeting of PPISを併催することとなっており、国際的な学会となる予定です。 会場は研究学園都市つくばの中心部にあり、つくばエクスプレスの利用により都心から45分の至近距離で、駅からも徒歩圏内で全国から御参加の皆様にも参加しやすい環境が整っております。また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や筑波山など、付近にも見どころが満載です。 全国規模のインプラント関連学会が茨城県で開催されるのは初めてで、すでに茨城県病院歯科医会と共催とさせていただいており、さらに、一般開業の先生方にも参加しやすい企画等を鋭意準備中です。ぜひ皆様ご参加いただければ幸いです。

東京医科大学 茨城医療センター 歯科口腔外科 教授  松尾 朗
第23回公益社団法人 日本顎顔面インプラント学会総会・学術大会 大会長
東京医科大学 茨城医療センター 歯科口腔外科 教授 松尾 朗


運営委員

大会長 松尾 朗 東京医科大学 茨城医療センター 歯科口腔外科 教授
副大会長 森永 和男 茨城県歯科医師会 会長
実行委員長 萩原 敏之 茨城県病院歯科医会 会長 石岡第一病院 歯科口腔外科 部長
PPIS実行委員長 虻川 東嗣 明海大学口腔顎顔面外科学講座 准教授
準備委員長 池畑 直樹 東京医科大学 茨城医療センター 助教
プログラム委員長 田賀 仁 JR東京総合病院 主任医長